30代からはじめる2Aヨーヨー練習記

静岡市でヨーヨーやってます。目標:2020年12月までにウーキーファウンテンを上げる。

印象深いフリースタイル(3A&5A編)

本当は2Aの練習記録について書きたいのだが,脱線してヨーヨー動画の紹介をしておく(普及も大切だと思うので)。初心者さんがこんな記事を読むかどうかは非常に疑問だが……。

 

ヨーヨーにはダブルハンドストリング(3A),カウンターウェイト(5A)といわれるプレイスタイルがある。この記事では私の印象に残るフリースタイルについて書いていく。他のスタイルについては別記事参照。

 

ダブルハンドストリングというのは2個のヨーヨーでわちゃわちゃアヤトリをする部門である。私の語彙力ではコレ以上の説明は難しい。

 

私が初めて3Aで衝撃を受けたのは2008年世界大会のミヤモトヒロキ氏であろう,超難易度のフリースタイルに圧倒された。

 

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ちなみに2008年の日本チャンプはオオノカズマ氏である。

www.youtube.comなお,今ではお馴染みの2ハンドトラピーズコンボが当たり前にフリースタイルに取り入れられるようになったのは,オオノカズマ氏と前述のオギリョウタ氏の影響らしい。2007年ごろからメタルヨーヨーが大会で広く使用されるようになり,3Aの技術難度は急速に上昇していく。

 

私は3Aはほとんどやらなかったため,技術の進歩を正確に理解することができていないのだが,2013年世界大会のタチバナヤスキ氏の演技はとても良かったと思う。

www.youtube.comこの年の優勝はたしかハンク・フリーマン氏だったと記憶している。

タチバナ氏はもともと2Aプレイヤーだったようだが,他のプレイヤーから「3A部門に転向してはどうか?」というアドバイスを受けて,3A部門に転向したと聞いている。他の人から部門転向を薦められて成功したのは稀有な例だと思う。

私はヨーヨーと学業を上手く両立できなくて,ヨーヨーがさほど上手くないのだが,タチバナ氏は学業もすごく優秀で,ヨーヨーも上手い。いったいどうやったらそういうことができるのか,疑問である。

 

閑話休題

さて,大会で知人に会うと,「食事にでも行こうか」という話になるのは自然の流れであるが,大会において昼食休憩の時間というはあまり長くない。こんなことを書くと怒られそうだが,私と私の知人らはあまり3A部門に興味がないので,3A部門の時間に食事に行ったりする。なので余計に3Aに疎くなってしまったのだが,2015年の全国大会でクリタトモヤ氏を観たときはとても驚いた。上手すぎる。

 

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2011年頃に秋田ヨーヨー練習会に遠征したことがあった。新潟から秋田は近いように見えて意外に遠い。マルヤマくんの車で片道6~7時間くらいかけて行ったのだが,そのときに居た若者がクリタくんだった。そのころは彼が後に日本チャンプになるだなんて,夢にも思いはしなかった。そういった意味で非常に感慨深いフリースタイルだったと言える。

 

という回顧録で,3A部門の紹介は終えることにして次は5A部門について。

 

5A部門は糸の端にウェイトを付けて,ヌンチャクのように振り回すという豪快なスタイルである。

 

5A部門はある意味,紹介すべきプレイヤーが非常に少ない部門である。なぜならば,マツウラタケシ氏とイノウエタクマ氏の2強が抜きん出ているからである。

 

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正直,なぜこのようにヨーヨーを動かせるかがまったくわからない。異次元の領域である。

 

他にも紹介すべきプレイヤーはいると思われるが,脱線しすぎたので,これくらいにしておく。

ヨーヨーのことを知らない方がこの記事を読んで,ヨーヨーに興味を持ってくれたなら嬉しい。