ラップ系トリックの練習開始時期について
ラップ系の練習開始時期について,どのくらいのレベルになったら練習を開始すべきかという問題がある。このあと長々とした文章を書くが,最初に結論を書いておく。
結論:「ラップ系トリックはできれば1999年~2000年頃のTHPJのレベルに達してから挑戦するのが理想である。」
私がこのように主張する根拠は以下の通りである。
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2Aのラップ系トリックはヨーヨープレイヤーにとって憧れのトリックだと思う。
なので,2ハンドインサイドループや2ハンドホップザフェンスが安定すると,
すぐにラップ系に挑戦したくなるものだ。
ご多分に漏れず,私も挑戦した。
初めて挑戦したのは下手すると10年位前のことだったと思う。
そして習得の手がかりを何も掴めずに挫折を繰り返した。
その無謀な挑戦を嘲笑されたこともある(とても辛かった)。
最近になって,ようやくループ・ウーキーが2~3周できるようになって,ようやくわかったのだが(ちなみにウーキーミルクはまったく出来る気配がないのだが),
「2ハンドインサイドループが安定したくらいの腕前でラップ系トリックを覚えよう」とすることは,「ロールプレイングゲームで喩えると,レベル1でラスボスに挑む」ようなものである。
普通に考えれば,99.9%,勝てない。
ただし,かなり頑張れば,勝てないこともない。
とんでもなく非効率的ではあるが,何百回,何千回,何万回と挑戦すれば,レベル1でラスボスに勝ってしまうこともあるかもしれない。
ロールプレイングゲームの例で説明しよう。
例えば,往年の名作RPG「ファイナルファンタジーV(1992年発売)」ではラスボスを倒すのにはパーティ4人のレベルを平均で40程度まで上げておくべきである。しかし,このゲーム,実は平均レベル2でもクリア可能なのである(その詳しいやり方は説明しないが)。
じゃあ,レベル上げをしなくても良いか?というと,そんなことはない。
なぜならば,レベル上げをしたほうが楽にクリアできるからだ。
当たり前のことである。
テレビゲームであれば,「お前,レベル1だからレベル40くらいまでレベル上げしたほうがいいよ」というアドバイスをもらうのは容易だが,ヨーヨー界でそういうアドバイスをくれる人はあまり居ないと思う。
なぜならば,「お前,レベル1だからレベル40くらいまでレベル上げしたほうがいいよ」というアドバイスは極めて残酷である。
そもそも2ハンドインサイドループが安定するのに,普通は半年から1年位,掛かるのだ。1年間頑張ってきた人に向かって,「お前,レベル1だから」と告げるのは何とも心苦しいし,アドバイスを受けた側にとっても,レベル1であるという事実は受け入れがたいものであろう。
そもそも,2ハンドルーピングにおける”レベル”とは一体何なのか?という話である。
ドラゴンボールZみたいに「スカウターでピピッと測れば戦闘力がわかる」というのであれば楽なのだが,そんなことは現実ではあり得ない。
伝聞だが,某世界チャンピオンは「2A初中級者にとってはラップの練習なんかより,ループを極めることのほうが大切だ」と言っていたらしい。
「ループを極めれば,ラップを習得するのはとても簡単だ」とも。
ラップの練習は糸がよく絡まるし,初中級者が挑戦するには非効率的なので,その主張はある程度理解できる。
それでは,どの程度のレベルまでできるようになったらラップの練習に入ってもよいのか?
おそらく,ラップ系トリックを無理なく習得するためには,ラップ系トリックが誕生する直前の時期,すなわち1999年~2000年頃の技術水準までルーピングの基礎レベルを向上させていたほうが良いと考えられる。
それって,どれくらいのレベルなの?と思われた方は以下の動画を観ると良い。
これらの動画を見て,レベルが高いと思った人は勘が鋭い。
第一次ハイパーヨーヨーの期間,2Aの技は大きく進化して,現在の大会でも使用されるレベルの高難度トリックが2001年頃までに数多く開発されたのだ。
もし,マジメに2Aをやっていくのであれば,ラップ系を練習する前に,上記の動画の70~80%くらいの技はできるようにしたほうが良いと思われる。
(サブマリンとか跳ね起きとかはやらないとして。オッサンにサブマリンはキツイんだよォォォォ!!!)
ちなみに私の目標は「3年後までにウーキーファウンテンを上げること」であるが,最初の1年間はウーキーミルクの練習はせずに,ループの基礎を固め直すつもりである。
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ということで長々書いたが,ルーピングの基礎は非常に重要であるということが言いたかったわけである。
もちろん,低レベルで魔王と戦うのも一興。そういう楽しみ方もある。
ただ,現実は厳しい。
1万回,無策で魔王に挑んで,よしんば魔王を倒せたとしても,その後に隠しボスがわんさかいるのである。
それでは,隠しボスと戦うときも,1万回に1回の幸運を祈るの?それって辛くない?
だったら,最初からレベル上げしたほうが良いじゃん!というお話でした。
ポイについて
最近,ポイの練習をはじめた……と書くと,
「ヨーヨーのブログじゃねーのか!?」とツッコミを受けそうだ。
私がポイをはじめたのは,
何人かの某有名ヨーヨープレイヤーにポイを薦められたからである。
(名前は伏せておくが,ヨーヨープレイヤーならば誰でも知っているレベルの知名度のプレイヤーたちである。)
というか,「ポイってなんぞや?」という人も多そうである。
↑のウィキペディアを読んでも多分よくわからんので,
動画を見てみるのが手っ取り早い。
下記の3つの動画はポイスピナーコレクションという大会の動画である。
なんというか,2Aっぽい要素もあり,5Aっぽい要素もあり,
コンタクトジャグリングやトスジャグリングの要素もあり,
謎の世界を醸し出している。
ファイヤーポイとかグラフィックポイとかいうのもある。
下記の動画を観ると,「最近のLEDってすげーなぁ」という感想になると思う。
www.youtube.com
「ポイをやると,なぜヨーヨーに良い影響があるのか?」ということについては,
そのうち別の記事にて説明したい。
ここで,唐突だが,早逝したヨーヨーパフォーマー スズキユキヒロ氏のパフォーマンス(下記)をご覧いただきたい。前半は謎の笛を吹いているだけなので,5分くらいまで飛ばしてしまっても良いと思う。
5分過ぎくらいのところをよくよく見てみると,ポイの動きを2Aに取り入れようとしていたことがわかる。
この動画,はっきり言って笛の意味が全くわからないので,全体を通して観ると何とも言えない気持ちになるのだが,ポイの動きを2Aに輸入しようとしていた点は再評価されるべきだと思う。ポイントアイソレーションなんかは最近の大会で現れても良いような技だと思う。
ちなみに,スズキユキヒロ氏は2003年の世界3位である。
なお,2003年に優勝したのはやっぱりこの人,サイトウシンジ氏である。曲は「バリバリ最強ナンバーワン」のユーロビートアレンジ。余談であるが,バリバリ最強ナンバーワンは地獄先生ぬ~べ~のアニメ主題歌である。ぬ~べ~は少しエッチで当時,ドキドキしたよね!
話は変わるが,2Aを新しく始める人は,昔の大会の動画を見たほうが良いと思う。最近の大会の動画は高度すぎて全くわからないので。
昔の大会の動画は画質は悪いが,何をしたいのかわかりやすいので,オススメである。
ということで,あまりオチはないのだが,今日はこの辺で。
ポイについて
最近,ポイの練習をはじめた……と書くと,
「ヨーヨーのブログじゃねーのか!?」とツッコミを受けそうだ。
私がポイをはじめたのは,
何人かの某有名ヨーヨープレイヤーにポイを薦められたからである。
(名前は伏せておくが,ヨーヨープレイヤーならば誰でも知っているレベルの知名度のプレイヤーたちである。)
というか,「ポイってなんぞや?」という人も多そうである。
↑のウィキペディアを読んでも多分よくわからんので,
動画を見てみるのが手っ取り早い。
下記の3つの動画はポイスピナーコレクションという大会の動画である。
なんというか,2Aっぽい要素もあり,5Aっぽい要素もあり,
コンタクトジャグリングやトスジャグリングの要素もあり,
謎の世界を醸し出している。
ファイヤーポイとかグラフィックポイとかいうのもある。
下記の動画を観ると,「最近のLEDってすげーなぁ」という感想になると思う。
www.youtube.com
「ポイをやると,なぜヨーヨーに良い影響があるのか?」ということについては,
そのうち別の記事にて説明したい。
ここで,唐突だが,早逝したヨーヨーパフォーマー スズキユキヒロ氏のパフォーマンス(下記)をご覧いただきたい。前半は謎の笛を吹いているだけなので,5分くらいまで飛ばしてしまっても良いと思う。
5分過ぎくらいのところをよくよく見てみると,ポイの動きを2Aに取り入れようとしていたことがわかる。
この動画,はっきり言って笛の意味が全くわからないので,全体を通して観ると何とも言えない気持ちになるのだが,ポイの動きを2Aに輸入しようとしていた点は再評価されるべきだと思う。ポイントアイソレーションなんかは最近の大会で現れても良いような技だと思う。
ちなみに,スズキユキヒロ氏は2003年の世界3位である。
なお,2003年に優勝したのはやっぱりこの人,サイトウシンジ氏である。曲は「バリバリ最強ナンバーワン」のユーロビートアレンジ。余談であるが,バリバリ最強ナンバーワンは地獄先生ぬ~べ~のアニメ主題歌である。ぬ~べ~は少しエッチで当時,ドキドキしたよね!
話は変わるが,2Aを新しく始める人は,昔の大会の動画を見たほうが良いと思う。最近の大会の動画は高度すぎて全くわからないので。
昔の大会の動画は画質は悪いが,何をしたいのかわかりやすいので,オススメである。
ということで,あまりオチはないのだが,今日はこの辺で。
ヨーヨーブログをはじめた理由(2)
総論
私が今更になって,ヨーヨーブログをはじめた理由は
大きく分けて,以下の2つである。
(1)2Aヨーヨーを計画的に練習するにあたって,練習の備忘録を付けたい。
(2)自分周辺のヨーヨー環境を良くしたい。
(1)については前回の記事で長々と書いたので,
ここでは(2)について記述する。
(2)静岡市内のヨーヨー環境について
私は最近,静岡市に引っ越してきたのだが,
ここのところの悩みは「静岡市のヨーヨー環境」である。
静岡市内のヨーヨープレイヤーの人数はさほど多くない。
(県内には結構いると思うが,なんせ静岡県は東西に広い。)
静岡県はジャグリングがさかんな県で,
世界的なイベント「大道芸ワールドカップ」の開催地なので,
私にとって,これは少し意外であった。
私はほとんど毎週,静岡市内で開催されている
「静岡ジャグリング交流会」に参加させていただいているのだが,
そこに集まるヨーヨープレイヤーは2~3名程度で,
私しかヨーヨープレイヤーが居ないことも多い。
まわりのジャグラーの皆さんはとても優しくしてくれるのだが,
ヨーヨー人口が少ないのはやっぱり少しさびしいのである。
せめて,5~6人くらい居てくれると,良いのだが……。
静岡県西部では磐田練習会,浜松練習会が開催され,
東部では沼津練習会,富士宮練習会が開催されているので,
そちらへ行くというのも良いと思う。
しかし,どの練習会に行くにも片道1時間半くらいかかるのである。
往復三時間あるなら,一人で練習したほうが効率は良いかもしれない。
モチベーションの維持が大変だが……
なので,「静岡市内でもヨーヨー練習会をやりたいなー」と妄想している。
その前段階として,静岡市内のヨーヨープレイヤーを探す必要があるのだ。
自分一人では,「練習会」にならないからね。
さて,見知らぬ土地でヨーヨープレイヤーを探すためには,
何をすればいいだろうか?
ぶっちゃけて言うと,そんなもん,よくわからないが,
ダメでもともと,ブログでも書いてみることした。
ということで,私がヨーヨーブログをはじめた理由は以上である。
私と一緒に練習したいという方がいれば,このブログのコメント欄から連絡をくれると嬉しい。
ヨーヨーブログをはじめた理由(1)
総論
私が今更になって,ヨーヨーブログをはじめた理由は
大きく分けて,以下の2つである。
(1)2Aヨーヨーを計画的に練習するにあたって,練習の備忘録を付けたい。
(2)自分周辺のヨーヨー環境を良くしたい。
この理由について詳しく説明する(文章に起こすことで,頭の中にあることを整理する意味もある)。
長くなりそうなので,この記事では(1)について記述する。
(1)2Aヨーヨーの練習記録について
まず,練習記録の重要性について説明する。
ビジネスの世界で,目標を達成するために必要なことは大きく分けて5つあると考えられる。
1.目標の設定
2.計画の可視化
3.計画の進捗管理
4.小さな成功体験の積み重ね
5.良き助言者・指導者を探すこと
1.目標の設定に関しては,「これから3年以内にウーキーファウンテンを上げること」である。ウーキーファウンテンは下記の動画のトリック。2Aの花形トリックだが,難度は非常に高い。皆の憧れのトリックであると言えよう。
ちなみに,私は約10年ほど1Aを中心に練習してきたが,ここ1年間ほどは,2Aの練習に集中している。ここ1年でファウンテンが上がるようになったし,スクリュー(スティアケース)も左回りならできるようになった。右回りは若干苦手であるが,そのうち安定するだろう。ラップはプルオーバーループとか簡単なものは幾つかできるが,ミルク系のラップはほとんどできない。とりあえず,その程度の実力だと思って欲しい。
2.の計画の可視化についてだが,これまで私は無計画に2Aを練習してきたように思う。(というよりも,計画的に2Aを練習してきた人など,これまでに存在するのだろうか?少なくとも私は聞いたことが無い。)
計画が無ければ,その計画に対して,どの程度進んでいるか,遅れているかは判断しようがない。よって,3.の進捗管理も不可能である。
私よりも年齢が10歳~20歳ほど若ければ,がむしゃらに練習するだけでOKかもしれないが,たぶん私の場合,それではウーキーファウンテンを上げるのに何年かかるか,わからない。途中で諦めてしまうかもしれない。
ヨーヨーの練習記録を残すことは進捗管理の面で重要である。
何に悩んでいるか?どのような課題があるか?頭の中を整理するのにメモは役立つはずである。
「そんなのブログで書く必要ないだろ」という意見もあろうが,例えば,トスジャグリングでは5ボールカスケードの練習記がネット上にゴロゴロ転がっている。5ボールカスケードの練習記は読み物として結構面白いので,せっかくなので公開していくことにした。
ちなみに,こういった記録が役立つのは特定の技やフリースタイルを練習するときだけだと思う。例えば,1Aの新しいゴチャ系トリックを作る場合には計画とか進捗管理とか,そういった思考は役に立たない。
2.の計画については後日,詳しく述べることにしよう。
ここまでに記録の重要性については十分に説明したと思う。
蛇足だが,「4.小さな成功体験の積み重ね」と「5.良き助言者・指導者を探すこと」についても述べておこう。
2Aは他の部門に比べて,「練習量に対して成長が実感しにくい」と言われている。ようするに成功体験が積み重ねにくい,ということだ。しかし,それは果たして本当だろうか?たしかにループやホップを安定させるには時間がかかる。しかし,練習法が悪いから,余計にそう感じるのではないだろうか?
例えば,下記のトリックリストがあるわけだが,このリストのルーピングトリックを上から順にやっていくと,意外と難しいことに気づく。もちろんビラっても良いなら別だが……。
これらのトリックリストをマジメに上から順に練習しようと思ったら,そりゃあ挫折するだろう。だって説明不足だし,練習法がよくわからないし。
かと言って,順序を無視して練習するのも考えものだ。
例えば,ウーキーファウンテンの前段として「ウーキーミルク」というトリックがあるが,多くの2A初心者はミルクザカウができるようになると,一度はウーキーミルクに挑戦すると思う。はっきり言えば,とんでもなく無謀な挑戦である。大体の人はここで挫折する。基礎ができていないのに高度なことなどできるわけがない。
2Aをマジメに練習したいなら,ダブルハンドエクストリームというDVDを購入するのが良いと思う。情報商材的な商法をしているのは本当に嫌だけど,中身はすごくいいので。このDVDは「段階的に練習する」という考え方が身につくのがとても良い。
「段階的に練習する」というのは,つまり「小さな成功体験を積み重ねる」ということである。 上達するには”自信”が必要なのだ。
私は半年ちょっとくらい前にこのDVDを買って,それから本格的に2Aの練習をしはじめたのだが,それまでかなり無謀な練習をしてきたことに徐々に気づいてきた。そのあたりについても徐々にブログで書いていけたらいいなぁと考えているところである。
「5.良き助言者・指導者を探すこと」については,これが目下,1番の悩みなのだが,私の近隣には上手い2Aプレイヤーが居ない。片道1時間半掛けて磐田市のほうまで行くと,1人,上手い2Aプレイヤーが居るが,そんなに頻繁に指導を仰げるわけではない。
なので,インターネットの力を借りることにした。TwitterやInstagramも良いが,あれだと余計なことばかり投稿してしまうので,ノイズにまみれてしまう恐れがある。アイドルマスターとか将棋の話題ばっかりつぶやかれても困るよね!
だから,今更だが,ブログ形式が良いと思う。
ということで,次回に続く。
2A練習備忘録 2018/01
2018/01/04(木)
2018年初練習。
右手首に腱鞘炎痛あり。サポーター発注。
左手のオーバーザフェンスを中心に1時間強ほど練習。
5往復ほどするとビラるか,反転してしまう。
反転する理由について考えてみる必要がありそう。
ノーマルステレイでは片手(左手)のファウンテンが
パンチくらいの角度までしか上がらず。
ギャップの広いヨーヨーでも上げられるようにしたい。練習が必要。
使用機種:ノーマルステルスレイダー(Kストファット3重巻き)
1月度の累計練習時間:1hr
2018/01/05(金)
右手首腱鞘炎治療のためのサポーター入着。
サポーター着用しても意外とループできる。
AMは左手メイン&ポイ練習で約2時間練習。
PMは断続的に合計1時間半くらい?
オーバーザフェンスについてはあまり意識せず。
ノーマルステレイのパンチ上げは気合で頑張れば,左手でも10回中何回か上がるみたい。
ポイを使ってビハインドバックの入り方とかについて考える。
デビルウイングは習得しておきたいので,肩関節の柔軟・ストレッチも行う。
デビルウイング習得には柔軟性向上が必要と思わるので,まだ見通しは立たない。
まずは手を交差させて,片腕だけバーチ。右手が上になる場合と下になる場合があるので,計4通りやっておく必要がある。←意外とすぐできた。
その4パターンができるようになったら逆の手はリバースアラウンドで練習する。←少し違和感がある。要練習
リバースアラウンドは普通のヨーヨーで練習すると,糸がよれてしまうので,
ポイを使うのが良いと思う。これも合計4通り。
そこまでできるようになってから,両手でバーチの練習に入る。だいたい,両手リストクロスバーチの練習に入るまでに少なくとも1ヶ月はかかるだろうか?
バックワード3ビートウィーブのイメトレとして,右手ポイ,左手ヨーヨーでループアラウンドコンボのの動画を撮ってみる。思ったより軌道が汚い。備忘録としてインスタにあげてみる。定期的に上げてみるのが良いかもしれない。
使用機種:AM ノーマルステルスレイダー(Kストファット3重巻き)
PM ボルテクス(Kストファット)
1月度の累計練習時間:4.5hr
印象深いフリースタイル(3A&5A編)
本当は2Aの練習記録について書きたいのだが,脱線してヨーヨー動画の紹介をしておく(普及も大切だと思うので)。初心者さんがこんな記事を読むかどうかは非常に疑問だが……。
ヨーヨーにはダブルハンドストリング(3A),カウンターウェイト(5A)といわれるプレイスタイルがある。この記事では私の印象に残るフリースタイルについて書いていく。他のスタイルについては別記事参照。
ダブルハンドストリングというのは2個のヨーヨーでわちゃわちゃアヤトリをする部門である。私の語彙力ではコレ以上の説明は難しい。
私が初めて3Aで衝撃を受けたのは2008年世界大会のミヤモトヒロキ氏であろう,超難易度のフリースタイルに圧倒された。
ちなみに2008年の日本チャンプはオオノカズマ氏である。
www.youtube.comなお,今ではお馴染みの2ハンドトラピーズコンボが当たり前にフリースタイルに取り入れられるようになったのは,オオノカズマ氏と前述のオギリョウタ氏の影響らしい。2007年ごろからメタルヨーヨーが大会で広く使用されるようになり,3Aの技術難度は急速に上昇していく。
私は3Aはほとんどやらなかったため,技術の進歩を正確に理解することができていないのだが,2013年世界大会のタチバナヤスキ氏の演技はとても良かったと思う。
www.youtube.comこの年の優勝はたしかハンク・フリーマン氏だったと記憶している。
タチバナ氏はもともと2Aプレイヤーだったようだが,他のプレイヤーから「3A部門に転向してはどうか?」というアドバイスを受けて,3A部門に転向したと聞いている。他の人から部門転向を薦められて成功したのは稀有な例だと思う。
私はヨーヨーと学業を上手く両立できなくて,ヨーヨーがさほど上手くないのだが,タチバナ氏は学業もすごく優秀で,ヨーヨーも上手い。いったいどうやったらそういうことができるのか,疑問である。
閑話休題。
さて,大会で知人に会うと,「食事にでも行こうか」という話になるのは自然の流れであるが,大会において昼食休憩の時間というはあまり長くない。こんなことを書くと怒られそうだが,私と私の知人らはあまり3A部門に興味がないので,3A部門の時間に食事に行ったりする。なので余計に3Aに疎くなってしまったのだが,2015年の全国大会でクリタトモヤ氏を観たときはとても驚いた。上手すぎる。
2011年頃に秋田ヨーヨー練習会に遠征したことがあった。新潟から秋田は近いように見えて意外に遠い。マルヤマくんの車で片道6~7時間くらいかけて行ったのだが,そのときに居た若者がクリタくんだった。そのころは彼が後に日本チャンプになるだなんて,夢にも思いはしなかった。そういった意味で非常に感慨深いフリースタイルだったと言える。
という回顧録で,3A部門の紹介は終えることにして次は5A部門について。
5A部門は糸の端にウェイトを付けて,ヌンチャクのように振り回すという豪快なスタイルである。
5A部門はある意味,紹介すべきプレイヤーが非常に少ない部門である。なぜならば,マツウラタケシ氏とイノウエタクマ氏の2強が抜きん出ているからである。
正直,なぜこのようにヨーヨーを動かせるかがまったくわからない。異次元の領域である。
他にも紹介すべきプレイヤーはいると思われるが,脱線しすぎたので,これくらいにしておく。
ヨーヨーのことを知らない方がこの記事を読んで,ヨーヨーに興味を持ってくれたなら嬉しい。